【陳皮の粉末(みかん果皮末)をはじめ、国産の粉末生薬の販売です。】
※以下の原料は全て国産品であり、かつ粉末加工業者は生薬取り扱い量は我が国屈指の生薬メーカーと呼ばれる「ウチダ和漢薬」の上越工場(新潟)で製造されたものです。

※かなりマニアックな商品で、包装はへんてつも無いただの箱の中に、ビニール袋で包装密封された素の製品そのものです。(又はアルミ包装パック)
※国産品(メイドインジャパン)のみ愛し、粉末生薬を極めたいファンのための別注商品です。
※商品リンクはショッピングカートへ直リンクしておりますので、どうぞご興味のある方はぜひお求めください。
※人気は『みかん果皮末』と『センブリ末』です。
【原産地「日本」の粉末生薬・粉末薬草一覧(ウチダ和漢薬の製品)】
【粉末・生薬及び薬草】
●みかん果皮末500g(日本)税込4,968円(※生薬である陳皮から移行)
●赤松葉末500g(日本)税込8,640円
●熊笹末500g(日本)税込6,560円
●黒末500g(日本)税込7,560円
●ゲンノショウコ末500g(日本)税込9,072円 【第三類医薬品】
●センブリ末500g(日本)税込24,840円 【第三類医薬品】
●センブリ末6g(日本)税込1,080円 【第三類医薬品】
※ゲンノショウコ末はよくお問合せ頂きますが、
さすがに黒末500g(薬用炭)はさすがに需要は少ないです。(食品の取り扱い)

【陳皮(ちんぴ)と青皮(せいひ)について】
※研究資料 ウチダ和漢薬「生薬の玉手箱」より抜粋
●陳皮と青皮とは?
基源:ウンシュウミカン、その他近縁植物(ミカン科 )の成熟果皮(陳皮)、また成熟前の青い果皮(青皮)。
現在日本で使われている生薬で、100%国内生産品でまかなわれているものは、ごくわずかしかありません。
陳皮はその一つです。日本ではミカンと言えば通常は小型のミカン類を指し、種類がいくつかありますが、一般には圧倒的に流通量の多いウンシュウミカンを指しているようです。
生薬「陳皮」として利用されるのは食用とならない皮の部分ですから、ジュース加工場の廃棄物が利用できそうですが、実際には機械で剥かれた皮は組織がこわれ、よい品質の物を得ることができません。最近では缶詰用つぶミカンを得るために手で剥かれたものが多く集荷されています。それでも廃棄物に違いありませんので、陳皮は安価な生薬となっています。
陳皮は『神農本草経』の上品収載品で、「橘柚」(きつゆう)の原名で記されています。別名を「橘皮」(きっぴ)と言い、陳久品ほど薬効が優れているとされてきたことから、とくに長く保存されたものを「陳橘皮」
といい、それが短縮されて「陳皮」と呼ばれるようになったものです。
そうした基準からすると日本産のものは陳皮とは呼べず、橘皮とするのが正しいようです。
陳皮に至っては陳久の程度が年数で明示されたものもあり、数十年も経ったものは目が飛び出るほど高価なものです。香りも一段と優れていますが、さすがに薬用として利用するには高価過ぎ、薬味としてスープに入れて利用されるのが普通です。
陳皮は成熟したミカンの果皮ですが、同じミカンの成熟前の青い果皮も「青皮」と呼んで薬用にされます。陳皮と青皮の効能は似ていますが、陳皮は「上中二焦に適用し、肺脾の気に入る」とされ、青皮は「中下二焦に
適用し、肝胆の気に入る」とされていますので両者の使いわけが必要ですが、併用されることもあります。
同じ植物の同じ部分でも、未熟品か成熟品か、また新物か陳久品か、こうした違いで薬効にも違いが生じることについては、現段階では科学的な根拠が示されていません。しかし、示されていないからこそ、現時点では
従来の経験による知識を尊重すべきだと思われます。