ホノミ フッケツEX錠は第2類医薬品です。
当店の剤盛堂のアイテムの中でも、1、2位の人気を誇ります。
ホノミ フッケツEX錠360錠の原典由来は桂枝茯苓丸(料)です。
【人気の秘密】
◎ホノミ フッケツEX錠は、生理痛や、月経前症候群(PMS)などで日常お悩みの女性客様から多くの支持を得ています。もちろん男性のお客様もいます。
◎服用しやすい錠剤。持ち運びに便利な小瓶の360錠。
◎特に生理痛でお悩みの方、一度お試しください。
【処方の説明】
原典処方の桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、活血化瘀、
「下焦の血瘀」に用いる代表処方です。
女性の下腹部の痛みや圧痛抵抗、あるいは腫瘤、月経不順、月経困難などによく用いられ、のぼせや手足の冷え(水毒)を伴う生理の痛み、しみ、肩こり、などに効果があります。
【ホノミ フッケツEX錠360錠の用い方】
剤盛堂は生薬素材を厳選し桂枝茯苓丸のエキス錠としています。
【構成生薬】
桂皮2.0g・芍薬2.0g・桃仁2.0g・茯苓2.0g・牡丹皮2.0gからのエキス成分
「桂枝(けいし)」なのか「桂皮(けいひ)」なのか?
※原典の桂枝茯苓丸は本来「桂枝」ということですが、フッケツEX錠に限らずほとんどの国産漢方メーカーの桂枝茯苓丸(料)では「桂皮」を用いています。
※そのため、胃にあまり自信のない方には、「桂皮」を用いている漢方製剤の場合、食後の服用をお願いしております。
(この件に関しては反論も多いのですが、20年以上この形を踏襲している当店だけでの話です。)
※その昔、当店では薬局製剤(自家製剤)刻みも扱っていましたが、この時には「桂枝」を用いておりました。
※実際に「桂枝」と「桂皮」とではかなり効果面で違うように感じております。
※「皮」は「枝」より熱の性質が強いとし、「皮」は体の中心部、「枝」は、体表部を温めると考えます。
※「桂枝(けいし)」には鎮静作用もあり、顧客様で上質の「桂枝500g・刻み」を当店より取り寄せ、ご自分の枕に詰めて安眠されている方もいらっしゃいます。
【効能・効果】
比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、
頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび
※非常に適応範囲が広く、いわゆる婦人病の繁用の漢方と言えましょう。ある程度体格良く、体力ある若い年代の方に特に推奨できます。
重要!
【用法・用量】
剤盛堂のエキス剤は大変人気がありますが、
エキス分がわりと濃いため、どちらかというと強い方かも知れません。
(当店に限っての方法)
①全く初めての患者様には当初様子をみるため、以下のように変更し服薬指導することもあります。
特に問題が無ければ、後日1錠を増量し、1回6錠、1日3回 食間に服用という形に調整いたします。(変更の内容)
大人:1回6錠、1日3回 食間に服用
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
大人:1回5錠、1日3回 食後に服用②メーカーの薬剤情報として、小児の場合の用法記載がありますが、当店では、原則大人のみの対象とした販売に限定しています。
【付記】
このホノミ フッケツEX錠は、当店において人気ある製剤の一つです。
服用錠数を減らして、例えば1回に3錠~4錠とし、他の処方と合方して服用されているご年配の女性も当店ではかなり多くいらっしゃいます。
閉経前後の時期、大きくホルモンバランスが狂い、のぼせが強く出ている時などにも推奨です。
漢方製剤の錠剤タイプの利点として、錠剤の数で「微調整」がきくという大きなメリットがあります。
当然ながら粉が苦手という方には好都合な剤形と言えましょう。
肩こりや首筋のコリ等ひどく、臍周囲の圧痛やつっぱり感、足にあざがつきやすい・・というのは「瘀血」体質の裏づけにもなり、
ひどい生理痛で、市販の合成鎮痛薬を毎月服用しているお若い女性の方々にも推奨したい漢方製剤の一つですね。
ホノミ フッケツEX錠の概要
ホノミフッケツEX錠
医薬品区分 一般用医薬品
薬効分類 桂枝茯苓丸
承認販売名
製品名 ホノミフッケツEX錠
製品名(読み) ホノミフッケツEXジョウ
製品の特徴
◆ホノミフッケツEX錠は金匱要略という書物に書かれている処方を基本にした漢方薬の錠剤です。
使用上の注意
■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化器:食欲不振
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
[症状の名称:症状]
肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
効能・効果 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび
効能関連注意 注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
用法・用量 次の量を食間に、コップ半分以上のぬるま湯にて服用して下さい。
注)「食間」とは食後2~3時間を指します。
[年齢:1回量:1日服用回数]
大人:6錠:3回
7歳以上15歳未満:4錠:3回
5歳以上7歳未満:3錠:3回
5歳未満:服用しないこと
用法関連注意
(1)用法・用量を厳守すること。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
成分分量 18錠(3.6g)中
桂枝茯苓丸エキス(1/2量) 0.950g (ケイヒ2.0g・シャクヤク2.0g・トウニン2.0g・ブクリョウ2.0g・ボタンピ2.0g)
添加物 カルメロースカルシウム、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、乳糖、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)分包品において1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用すること。
製造販売会社 剤盛堂薬品(株)
会社名:剤盛堂薬品株式会社
住所:〒640-8323 和歌山市太田二丁目8番31号
販売会社
剤形 錠剤
リスク区分等 第2類医薬品