疎風定痛湯(そふうていつうとう)の実際
湿邪の時期、この蒸し暑く、夜は冷え込む時期に多いのが、神経痛、腰痛のご相談です。まるで雷雨時の稲妻のように、その痛みは電気が走るようだと・・ご年配者からご相談をお受けいたしました。
【古傷などの痛みが再発】
●お若い方々は過労が蓄積し、肩甲骨から背部全体がこわばり、やがては腰痛・坐骨神経痛などの形となって再発するのもこの時期。事務系のお仕事の方の「ぎっくり腰」など。
●ご年配者は痺証(ひしょう)といって、気血のめぐりが悪くなり、この時期の足腰の痛みはまた格別です。病院では脊柱管狭窄症と診断されることがあります。
●さらに、過去の事故傷害。スポーツ事故、交通事故、仕事中の事故(例えば落下など)。
これらの古傷が疼くのもこの湿邪梅雨の時期です。
●これを記述している私も過去20代からのバイク事故で数えきれないほどの転倒。複雑骨折も何度か体験しています。この時期になると辛いものがあります。
【慢性化防止策としての漢方療法】
●腰痛にもいろいろあります。
整形外科的に申すならば、椎間板ヘルニア、すべり症、あるいは狭窄症などから起因する「腰痛症」。更年期障害から生じるホルモンバランスの崩れから発症する「腰痛症」。当店では「五積散の証」とも呼びます。
または、重いものを持ったときや、腰をひねった時に生じる猛烈な痛みを伴う「ぎっくり腰」・・・腰椎捻挫。
さらに内臓から起因する原因不明の「腰痛症」などさまざまですね。
●突然の原因不明の腰痛は・・・
特に身に覚えなく突然の腰痛の場合には病院における 精密検査を必要とします。最近は医療機関においても漢方薬を処方するようになりました。昔の私の病院勤務時代の医師らは漢方なんか効かない!と否定していましたが・・。(院内使用薬剤審議会の席上での話)
近年になり、「良く効く漢方を処方しましょう。。」と、今では病院の先生がなぜか「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」を積極的に処方する傾向もあるようで・・。決して非難はしませんが、時代の流れを感じます。
芍薬甘草湯は漢方の「けいれん止め」としてよく用いられますが、甘草の関係で、長期の継続・連用はなるべく避けるべきかと思います。
必ず短期間服用に留め、休薬措置を設けて、服用を再開するなど工夫されれば、低カリや血圧への影響は無いはずです。ご不明な点ありましたら漢方に詳しい薬剤師、登録販売者にご相談ください。
●腰痛と漢方理論
当店の腰痛ご相談の中で体力が普通程度、上半身に熱感があり、下半身が冷えているケースであれば主に「駆お血剤」を用いることが多いと思います。よく「腰痛」だけは漢方では無理。とのお話を耳にいたしますが、そうではなく、前述のように腰痛の内容により、それに合う処方を用いることにより、効果をあげることが充分に可能です。
つまり、はっきり申しますと、「漢方には効果がある」のです。
●特に慢性化した腰痛症状には漢方が効く
慢性化した腰痛症状。一口に言うと「疲れると痛くなる腰痛」ということでしょうか。
血行悪く、お血が介在し、寝不足傾向、足元が冷える方に多いと思います。
運動不足を周囲から指摘され、運動を開始したら余計に痛みがひどくなってしまった。
・・・そういうご経験がございませんか?ご無理してはいけませんよ。
そのような時に、ぜひ推奨の漢方製剤がございます。
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【疎風定痛湯(そふうていつうとう)とは?】
●ウチダ和漢薬が社運をかけて開発した最高品質の素材を誇るNP細粒シリーズ。そのシリーズの中の62番。本日も静かに売れております。
●原典「疎経活血湯」をモデルとして、ウチダ独自の配合にて濃厚エキス散とし、これを300包・100日処方として販売しております。
●腰痛そのものが慢性化し、下肢に痛みと痺れが放散するだけではなく、どちらかというと全身に痛みが伝わるようなケースに用いられます。
●夜間安静時に・・または冷えると痛みが「しくしく」と増すタイプです。
●つまり血行を改善、ひえを緩和しながら「腰痛」そのものを根本から治していく非常に優秀な漢方製剤とも言えます。
ウチダの疎風定痛湯(そふうていつうとう)。ぜひお勧めいたします。
まずは3ヶ月、じっくりと服用くださいませ。
【疎風定痛湯(そふうていつうとう)の価格とご購入へ】
■NO.62疎風定痛湯エキス細粒(疎経活血湯)300包
税込27,000円を→ 税込 24,300円
ウチダの疎風定痛湯(分包)の概要
ウチダの疎風定痛湯(分包)
医薬品区分
一般用医薬品
薬効分類
疎経活血湯
承認販売名
製品名
ウチダの疎風定痛湯(分包)
製品名(読み)
ウチダノソフウテイツウトウブンポウ
製品の特徴
ウチダの疎風定痛湯(分包)は,漢方処方にしたがい生薬を配合し抽出して得た水製エキスを服用しやすい散剤(細粒)の分包にしたものです。
使用上の注意
■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなる)
次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(4)今までに薬等により発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること。
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:食欲不振,胃部不快感
3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
効能・効果
関節痛,神経痛,腰痛,筋肉痛
効能関連注意
用法・用量
次の1回量を1日3回食前または食間に服用する。
[年齢:1回量]
大人(15歳以上):1包
15歳未満7歳以上:2/3包
7歳未満4歳以上:1/2包
4歳未満2歳以上:1/3包
2歳未満:1/4包
用法関連注意
(1)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させること。
(2)1歳未満の乳児には,医師の診療を受けさせることを優先し,止むを得ない場合にのみ服用させること。
成分分量
3包(7.5g)中
成分
分量
内訳
疎経活血湯エキス
4.03g
(シャクヤク1.25g,ジオウ・センキュウ・トウキ・ソウジュツ・トウニン・ブクリョウ各1g,ゴシツ・チンピ・ボウイ・ボウフウ・リュウタン・イレイセン・キョウカツ各0.75g,カンゾウ・ビャクシ各0.5g,ショウキョウ0.25g)
添加物
乳糖水和物,バレイショデンプン,メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)小児で1包を分割した残りを服用する場合には,袋の口を折り曲げて保管し,2日以内に服用すること。
製造販売会社
(株)ウチダ和漢薬
会社名:株式会社ウチダ和漢薬
住所:東京都荒川区東日暮里4-3-4
販売会社
剤形
散剤
リスク区分等
第2類医薬品