【漢方養生とストレス対策】
漢方は極めて穏やかな効果ですので、西洋薬のような「切れ味」はありません。
どのように穏やかなのか申しますと、人体のバランス(気・血・水)を無理なく是正し、人体の本来有している「自然治癒力」を促す点です。
脳にいきなり作用をするのではなく、水はけを良くし、血行を改善、そのような経緯を経て「気」のバランスを保ちます。
俗に「癒し効果」とよく耳にしますが、寝つきも良好になり、起床時のスッキリ感、気持ち的に余裕がでるようになったと患者さんからよくリピートを頂きます。
副作用は極めて軽度であり、長期続けられるのも漢方の特徴です。
神経症やストレス対策として服用を開始し、症状が軽快すると同時に、
●体調全般が良くなる。粘りがでてきた。
●生来からの胃腸虚弱が改善している。
●肝臓の検査数値が改善してきた・・
・・など処方内容と証にもよりますが、嬉しい誤算も併せて起きることが多いのも漢方の特徴ですね。
独身の方は、仕事とプライベート、友人とのお付き合い。これからの人生への不安や悩み。 所帯をお持ちの方は、仕事と家族、ご家庭における子供への教育や接し方。 これら多くのシーンの中でややもするとストレスが蓄積いたします。
近年では・・なんと、深刻な過敏性腸症候群、慢性疲労症候群(CFS)、触れ合い拒否症候群、サラリーマン・アパシー・シンドローム、無断欠勤症候群、燃え尽き症候群※などさまざまなケースに分化しているようです。