どうも、いつも有り難うございます。
◎当年(2014年)8月に小太郎漢方(匙倶楽部)から柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)エキス細粒G「コタロー」が発売されました。
◎当店においてはアトピー症状の相談も従来から多く、柴胡清肝湯(煎じ)、他社のエキス剤等を使用して参りましたが、待望の匙倶楽部商品のこともあり、早速我が店舗にて使用しております。
主に西多摩近郊から当店へ通われている相談客を対象に推奨し、現在もなお継続中です。
◎3ヶ月経過し、この12月、未だ短期経過中ではありますが、アトピー性皮膚炎、各種アレルギー性炎症、神経症等への疾患に対し、当店舗において多くのご相談客様よりそれなりに高い評価を得られましたので初掲載させて頂きます。
◎当製剤をご希望されるお客様、お問い合わせは、青梅市のプロたん店舗まで直接電話ご連絡ください。
なお、匙倶楽部商品の全製剤につきましては薬剤師:遠藤が責任をもって直接お客様に対応いたします。(秘密厳守をお約束いたします。)
店舗ご来店、ご相談のご予約等をお受けいたします。
※事前の簡単な健康相談、製剤のご説明もお電話で可能です。
代表電話 0428-25-8682 (平日のみ10時~17時)
198-0052 東京都青梅市長淵5-543
会社名:有限会社プロドラッグ
店舗名:「薬のプロたん」
※午前中はお電話が混んでいて繋がりにくい時があります。ご了承ください。
本方 柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)について
概要
◎熱をもった赤黒い、あるいは浅黒い湿疹で、ストレスを受けるとすぐに悪化するもの。
小児のアトピー性皮炎にも。
また、イライラや落ち着きのなさを呈する方や神経症にも幅広く用いられる漢方処方です。
◎本方は、中国の医書「外台秘要方」の柴胡清肝湯にもとづいて、森道伯が改良して作った漢方一貫堂の解毒証のこどもの改善薬です。
解毒証体質とは、結核にかかりやすい体質と解釈されていますが、
現代でいうアレルギー体質に類似しており、頭目・耳鼻・頭・体表などに炎症や皮膚化膿症を繰り返す体質のことをいいます。
◎外観上の特徴は、体格は小柄、痩せ型で首が細く、肉付きは筋ばっており、胸が狭く腹壁の緊張が見られる。
いわゆる疳がつよく、奇声を発したり、夜驚したり、夜啼きしたり、神経質で神経症傾向が強いケース。
また、お腹を触られるとくすぐったがる傾向があります。
◎一貫堂の解毒証には、柴胡清肝湯、荊芥連翹湯、竜胆瀉肝湯の3処方が用意されています。
各処方の使い分けは、年齢区別によるもので一般に下記のような部位別では、胴体部に症状が現れやすいものを目標に使用することもあります。
【年齢別】
幼少期:柴胡清肝湯
青年期:荊芥連翹湯
成人期:竜胆瀉肝湯【部位別】
胴体部:柴胡清肝湯
顔面部:荊芥連翹湯
下半身:竜胆瀉肝湯
柴胡清肝湯エキス細粒G「コタロー」の効能と処方構成
【効能・効果】
体力中等度で,疳の強い傾向(神経過敏)にあるものの次の諸症:神経症、慢性扁桃炎、湿疹・皮膚炎、虚弱児の体質改善
【効能と処方構成の説明】
本方は温清飲(黄連解毒湯+四物湯)を基本に辛涼解表の柴胡・連翹・薄荷・牛蒡子・桔梗と生津の括楼根・甘草を加えたものです。
温清飲は慢性炎症を改善するもので、上記の辛涼解表薬がその働きを更に強化します。
桔梗・・・目やノド、胸の熱を取る
牛蒡子・・・肺(ノド)を潤し解毒
括楼根・・・津液を生じ、膿や腫を消す
製剤へのこだわり
総じて、この小太郎匙倶楽部シリーズに言えることなのですが、細粒なのに「とても飲みやすい」との当店ユーザー評が光っているようです。
お店で接客し、初めて服用された近隣の男性お客様から帰宅後にすぐにお電話を頂き、「今までの苦手な粉の漢方薬と比較し格段に飲みやすい!」とわざわざお電話まで頂いたことを記憶しています。
「これならば続けられる。。」とのことで、感動されたそうです。
店主としても嬉しいですね。
特に、当処方「柴胡清肝湯」につきましては、一貫堂経験方に忠実に従った配合がなされており、メーカー小太郎側の製剤技術と開発への情熱はユーザー様にも伝わるようでもあり、この点は薬剤師として素直に評価できると考えています。
【当製剤の価格】
■柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)エキス細粒G「コタロー」90包
■柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)エキス細粒G「コタロー」500gボトル(バラ)
