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還精(かんせい)についての一考察

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【還精(かんせい)についての一考察】

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久々の投稿です。本日は現在当店で中高年の男女にとても人気のある錠剤漢方の製剤である「還精(かんせい)」について特集してみました。

当店では開店当初から一元の錠剤漢方シリーズを取り扱っていますが、はじめはほとんど売れなかったというか、「埋もれていた」と言ってもよいでしょう。

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その名も「還精(かんせい)」という小粒の錠剤タイプの漢方製剤が近年になるに従って、次第に需要が伸び、本年に入ってからは従来から1位に君臨していた「抑肝散(よくかんさん)」を抜き放ち、堂々首位に躍進し、下期の今日ではほとんど毎日のようにご注文を頂いており、正直驚いております。

製剤コンセプトは、「中高年の加齢美」とでも申しましょうか、「漢方養生で若返り」とかではなく、むしろ「加齢」というものを率直に認めつつ、「素の健康美人」、「健康的に歳をとる」という自然派志向。もちろん内部的な「肉体改造計画」を含めてのリベンジ―ということにあります。

現実的に、商品お求めのお客様は、70%以上が中高年の領域の方々により占められています。腎機能の低下を筆頭に、泌尿器障害。ホルモン分泌不足から由来する「老いの加速」と疲労倦怠感。加齢に伴う「痺証(ひしょう)」が由来する腰冷や、原因がはっきりしない腰痛。四肢の冷えと逆に「のぼせ、火照り」。さらに夜間頻尿、糖尿傾向、高血圧の傾向、かゆみと湿疹などさまざまな加齢に伴う疾病を正面から向き合い、外側だけのカバーだけではなく、根本的に内部から原因的に改善を図り、是正したいという風潮ではないかと考えられます。
その理由として、現在同時並行して「腎臓仙(じんぞうせん)」という生薬製剤の人気が非常に高く、これと「還精(かんせい)」とを併用することにより「腎虚」そのものを改善するのが近道と考えるものです。

急性慢性腎臓炎,膀胱カタル,尿道炎,妊娠腎,妊娠中毒症,感冒その他高熱性疾患後の腎炎,高血圧症,以上の諸症及び,脚気に起因するむくみ,動悸,頭痛,肩こり,めまい,耳鳴り,手足のしびれ

(かん)」とは?

「還元(かんげん)」の「還」。我々の私生活における人体に例えれば、
とりあえず「素(そ)の状態」に少しでも戻し「今の自身に向き合う」ことが重要です。

(せい)」とは?

東洋医学の概念において、「(せい)」は、まず両親より受け継いだ精を基礎として生成された先天の精と、
飲食物から脾胃の運化によって得られた後天の精とがあります。
そして、それらは腎に貯蔵されます。

この事から、腎に蓄えられた精を「腎精」と呼びます。
人体は、この「腎精」によって成長・発育が促進されます。
さらに五臓六腑は腎精の供給を受けてはじめて機能するものと言われています。

「精(せい)」は、気・血・津液などに変化し、身体各部を養います。
さらに腎精の一部でもある生殖の精により、新しい生命体を産み出す機能をも有します。

「精(せい)」は肺に輸送され、肺で吸入された天空の気と合体して、真気となって人体の生命活動の原動力となります。

【黄帝内経(こうていだいけい)より抜粋。腎気について。】

男性は、8歳で腎気(生体のエネルギー)が充実し、16歳で生殖能力をもち、24歳で身体が充実し、32歳ごろに最も盛んな頃を迎え、40歳になると下り坂になって、48歳から56歳ごろに生殖能力、腎気の衰えが著しくなります。
一方、女性は7歳で腎気が充実し始め、14歳ごろに生理が始まって妊娠可能になり、21歳で身体が充実してきて、28歳で最も盛んな時期を迎え、35歳頃からだんだん下り坂になって49歳で閉経を迎えます。
これは、1800年程前の医学書、黄帝内経(こうていだいけい)にある記述です。
このことから、男女の一生の変化を数年周期で考えるに、男性は概ね8年周期、女性は7年周期というライフサイクルが存在していることがわかります。

【加齢に伴う肉体変化を恐れてはならない】

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加齢現象による外見上の変化で言うと、肌の張りがなくなってしわが増える、シミが出る、毛髪の抜ける量が増える、白髪の増加、などが見られる。
男性は特に下腹が出やすく、女性は胸の張りも減少。
ボディーライン、バストラインの急速な変化は、漠然と「加齢」に対する不安がつのるものです。
身体の機能の変化では、女性は閉経後の女性器の萎縮、男性は勃起不全などの生殖器に関する衰えや泌尿器系の症状も傾向的に多くなります。

しかし、これら加齢に伴う肉体変化を必要以上に恐れてはなりません。
「素敵に歳を重ねる」ためにも、加齢と並行して「今の素(そ)の自身」に向き合い、前述した「腎精」につき今一度、再考を重ねて頂きたいのです。

【プロたん的な私見】

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人体の外見、つまり綺麗な外臓(皮膚)のケアは大切ですが、それを維持していくには、基本となる内的要因の是正が不可欠と言えます。
近年の巷の傾向として、表面的な若返りや「アンチエイジング」がもてはやされる時代。

しかし加齢を敢えて否定するよりも、むしろ「素」を大切にし、「らしく」生きる方がごく自然で無理がありません。

人生は「腎精(じんせい)」そのものであり、これを是正・改善する漢方的発想により、完成された秀逸な製剤が「還精(かんせい)」という漢方薬です。

【還精(かんせい)の配合生薬に由来するメカニズム】

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「還精(かんせい)」の主な薬理作用として、人体本来が有するホルモン分泌を盛んにしてくれます。
腎虚を改善し、腎臓病に奏功し、ホルモン分泌を促すことにより糖尿病にも効果的です。

冷え体質の方にも推奨でき、中高年の虚弱者のように疲れやすい方の痺証(ひしょう)に用いると良いと言われています。
痺証とは、冷えや湿気が体内に入ることで腰や手足などの運動器に起こる痛み・しびれをさします。

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【桂皮(けいひ)】体の下から上のほうへつき上げてくるような症状を治す。

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【沢瀉(たくしゃ)】小便が出にくく、頭が帽子をかぶっているように重く、めまいがするものを治す。また、口渇も治す。

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【茯苓(ふくりょう)】動悸、筋肉がピクピクと痙攣するものを治す。また、小便が出にくいもの、めまいを治す。

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【牡丹皮(ぼたんぴ)】硬く固まった瘀血を除き、化膿性腫物を治し、月経を通じ、打撲損傷を消退させ、腰痛を治し、煩わしい熱感を除く。

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【地黄(じおう)】血液に関連して起こる種々の症候、水分の代謝・循環障害に関連して起こる種々の症候を治す。

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※【山薬(さんやく)】下痢を緩和する。ホルモン分泌を盛んにする。

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【山茱萸(さんしゅゆ)】脾胃を温め、寒、湿による疼痛知覚麻痺、冷えなどの諸症を除き、尿利をよくする。 また、耳鳴、頭痛を治す。

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【乾姜(かんきょう)】主として水分・体液の偏在、停滞を治す。また、嘔吐、咳、下痢、手足の冷え、腹部、胸部、腰部の疼痛も治す。

 

【還精(かんせい)という漢方製剤のご説明】

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●服用しやすい、とても小粒な錠剤タイプです。
●900錠(小瓶)、2500錠(大瓶・徳用)、5000錠(特大瓶・超徳用)、5000錠×2個セット(激安)と4アイテムを揃えています。
●添加物は含有していません。

(効能・効果)
疲労倦怠感が著しく腰冷、腰痛があり,四肢は冷えやすいが時にほてることもあり、
口渇があり、排尿回数多く、尿量減少して残尿感ある場合と、逆に尿量が増大する場合がある、特に夜間多尿のものに用いる:
糖尿病、腎臓病、老人性腰痛、坐骨神経痛、高血圧症、湿疹、産後脚気

(用法・用量)
食前1時間、又は空腹時、温湯で服用する。
大人:10~15錠:3回

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疲労倦怠感が著しく腰冷、腰痛があり、四肢は冷え易いが時にほてることもあり、口渇があり、排尿回数が多く、尿量減少して残尿感がある場合と、逆に尿量が増大する場合がある、特に夜間多尿のものに用いる。糖尿病、腎臓病、老人性腰痛、坐骨神経痛、高血圧症、湿疹、産後脚気

●腎臓仙(じんぞうせん)を値下げしています。今がチャンスです。

腎臓仙(じんぞうせん)を値下げしています。今がチャンスです。
平素は三和生薬の腎臓仙(じんぞうせん)をお求め頂き、有難うございます。腎臓仙のルーツを辿ると、江戸時代にまで端を発するようです。和の漢方というか、「日本人の体質を考慮した和漢療法」とも言えましょう。茨城県は水戸市。水戸と言えばご老公(水戸黄門さま)が有名ですね。

 

 

還精(かんせい)の概要

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還精(かんせい)

医薬品区分
一般用医薬品
薬効分類
その他の漢方製剤
承認販売名

製品名
還精
製品名(読み)
カンセイ

製品の特徴

使用上の注意
■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなる)

1.次の人は服用しないこと
(1)胃腸の弱い人。
(2)下痢しやすい人。
■相談すること

1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:食欲不振,胃部不快感,腹痛

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
効能・効果
疲労倦怠感が著しく腰冷,腰痛があり,四肢は冷えやすいが時にほてることもあり,口渇があり,排尿回数多く,尿量減少して残尿感ある場合と,逆に尿量が増大する場合がある,特に夜間多尿のものに用いる:糖尿病,腎臓病,老人性腰痛,坐骨神経痛,高血圧症,湿疹,産後脚気

効能関連注意

用法・用量
食前1時間,又は空腹時,温湯で服用する。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人:10~15錠:3回

用法関連注意

成分分量
100錠中

ケイヒ末0.6g

タクシャ末1.2g

ブクリョウ末1.2g

ボタンピ末1.2g

ジオウ末1.9g

サンヤク末1.3g

カンキョウ末0.4g

サンシュユ末1.2g

水製エキス1g
(ケイヒ0.8g,ジオウ2.4g,タクシャ・ブクリョウ・ボタンピ・サンシュユ各1.4g,サンヤク1.6g,カンキョウ0.4g)

添加物 なし

保管及び取扱い上の注意
(1)小児の手のとどかない所に保管すること。
(2)直射日光をさけ,なるべく湿気の少ない,涼しい所に密栓して保管すること。
(3)誤用をさけ,品質を保持するために,他の容器に入れかえないこと。
(4)保存の状況が悪いと,場合によっては虫,カビ等がつくことが考えられますので,上記の注意を必ず守って下さい。

一元製薬(株)
会社名:一元製薬株式会社
住所:東京都豊島区要町3-4-10
販売会社
(株)イチゲン
剤形
錠剤
リスク区分等
第2類医薬品

 

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