「羅布麻茶(らふまちゃ)」を愛飲する時に甦る昔の開設当時。
ラフマは、漢字で羅布麻と書きます。
難しい漢字。逆に読むと「あざぶら」。もう覚えちゃった。
中国北部・西部原産のキョウチクトウ科の多年草です。
羅布麻のお茶を知ったのは確か病院勤務時代の終わりの頃でしたか。。
今からちょうど30年以上も前であったと思います。私の髪の毛もフサフサ。。
当時のウチダ和漢薬の担当者であったと思います。えらい博学の長髪好青年で、薬草のことなら何でも来いという感じ。私が白髪の多い頭を気にしていたら、『これどうですか?』と言われ手にしたのが「ウチダの羅布麻茶」とかラベルが貼ってある・・例の味気ない500g袋。
袋越しに見ると、ちょうどウーロンのような形状で黒っぽいゴツゴツした特徴ある葉がびっしりと詰まっている。
外観だけ観察すると少し気味悪かったが、ものは試しと家に持ち帰り、煎じて服用した。なるほど彼が言うように驚くほど美味であった。彼の名前はH君。ロン毛がよく似合う茶髪の青年。あのなぁ~君の会社でそのヘアーの茶髪姿。何か言われないかい?
いえ、ほとんど黙認です。実はこれ僕の地毛で染めてはいないんです。。と笑っている。
へぇ~。。
面白い会社だね。ウチダ和漢薬のH君。
その4年後に私は東京都西多摩に薬局を設立した。・・と、言っても・・猫の額よりもちっぽけな漢方薬局ではあるが。
最初のウチダ担当者はこの時のH君、いやもう既に髪も切り、H氏に昇進変貌され、営業の役職に就かれていた。
確かに漢方全般から生薬・薬草に至るまで詳しいだけではなく、こんな言い方は恐縮だが彼自身が生薬マニアであり非常に研究熱心であったことを記憶している。これがご縁でウチダ和漢薬との本格的な付き合いが始まった。「羅布麻茶(ラフマ)」が取り持つご縁かかも知れぬが、あれから30年。
私の頭は白髪どころか、既に薄くなりお茶の効果?は確認できていない。苦笑。
お茶の流行は繰り返す。日本人にはお茶がつきものだ。薬局開店当時はこの「羅布麻茶(ラフマ)」が流行り、随分と販売してきた。しかし近年に至り、この「羅布麻茶(ラフマ)」のブームも下火となり、ウチダもその製造を中止した。つまり「ふぇ~どあうと」ちゅうやつです。
例えそれほど売れなくても、製造中止によるアイテムカットは寂しいもので、メーカーも最終的に苦渋の選択をしたと伺っている。この辺までは私も紳士でした。。
ところが、つい最近になりこのお茶も中止、あのお茶も中止・・・苦労した甲斐がありやっとルイボスティー・スーパーグレードがコンスタントに売れるようになった頃。プーアル茶も中止、おまけにルイボスもほぼ突然終了。お茶は焙煎のはと麦茶とハブ茶と一部自社ブランド品を残すのみ。。
あの時には私は「ぐれ」ました。まぁ、過去の話はどうでもいいですが。汗
そのような経緯もあり、今回メーカーはウチダさん本部のすぐ至近(赤羽)に立派な工場を構える皇漢薬品研究所さんの「羅布麻茶」を取り扱います。もう採算がとれない?からと言って、突然やめることは無いでしょう。過ぎたことですからいいですが。しっかし~。
これもウチダさんが取り持つご縁で皇漢薬品研究所さんを知った次第で、良い品は積極的にお客様にお知らせするしかないな。
ぜひ皇漢薬品の「羅布麻茶」お試しください。私も愛飲しています。
羅布麻茶(ラフマ茶)5g×30包 1箱(皇漢薬品研究所)
20180715003
■羅布麻茶(ラフマ茶)5g×30包 1箱(皇漢薬品研究所)
税込3,240円
無農薬・ノンカフェイン
各種フラボノイド・ルチン・カテキン含有
健康維持に役立つ各種フラボノイドをはじめ、ルチン、タンニンの一種であるカテキン、ビタミンや天然微量元素のカルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム等を含んだ野生植物「羅布麻の葉」を厳選し、焙煎した風味まろやかなお茶です。手軽にお楽しみいただけるティーバッグに仕上げました。
【お召し上がり方】
ホットでもアイスでも、美味しくいただけます。ウィスキーや焼酎などのお茶割りとしてもお召し上がりいただけます。
●急須の場合/急須の中に1包を入れ、熱湯を注ぎ、色が出るまで少し長目の時間をおいてからお飲みください。*色が出なくなるまで、何回もお飲みいただけます。
●煮出しの場合/約1Lのお湯を沸騰させ、1包を入れ、お好みの濃さになるまで煮出してください。出来上がったらポット等に移し、お茶がわりにお飲みください。
●冷やして飲まれる場合/上記のように煮出したお茶を冷ましてから、冷水ポット等に移し、冷蔵庫等で冷やしても美味しくいただけます。
【成分表示】
●名称/健康野草茶
●原材料名/羅布麻の葉100%
●保存方法/高温多湿・直射日光を避け、冷暗所で保存してください。
●原産国/中国
こんなのも、やってます。

